トチの実

 １２月２日　快晴

　流行語大賞は大谷さん。民放各社はリストアップされた熟語と単語を全部を紹介したが、某国営放送は「ぼったくり男爵」を紹介せず。その上、受賞者の集合写真の後ろにあったリストも気になったようで、集合シーンも思い切り引きで撮影していた。IOCに忖度して自己検閲ってことなんだろうけど、日本の何かの法律に「検閲はこれをしてはならない。」というのがあったはず。つまり国営放送の違法行為だ。

写真

　トチの実

　雑木林に数本のトチノキがあった。トチ餅を作りたくてトチの実が10個ぐらい欲しいと思っていた。先日行ったが、見つけられたのは半分腐ったようなこれだけ。他は地元の人たちの楽しみになったか。

　ガサガサの表面のものが外殻で、左の黒っぽいのがその中身。十円玉より一回り大きく、形は尖っていないクリの実。それが２～３個入っている。中身を粉にして手間暇かけてアクとシブを抜き、残ったデンプン質で団子を作ればトチ餅になる。

　ところで、「トチノキの実」なのか「トチの実」なのか？　人は狩猟採集時代に食べ物として、木より先に実を認識しただろう。その実がなる植物がトチの木で木を認識。トチノキは属名も種名もトチノキで「トチの木」ではない。