アップデート6

 １０月５日　快晴のち筋雲が広がった

　年金の資金を株や中国恒大集団のようなバブル企業に投資してはいけない。年金を運用する者の鉄則だ。そうでなくてもマイナス金利が流行っていて、年金基金が目減りしていっている。年金の運用団体は「全投資額から見ると９７億円は大きな値ではないし、ただちに影響はない」と言うが、さっきの年金基金の目減りもあり、他にも失敗があり、「ただちに影響はない」は「そのうち影響がある。」と読み替えるべきものだ。しかし、とにかく、してはいけないことをして失敗したら、やった者は明確な形で責任をとってもらいたい。

Covid-19

　日経サイエンスの記事で、デルタ株のP681R変異。この変異は感染性能の向上について重要な変異だが、これだけでは感染性能はアップせず、他の変異との組み合わせが重要になるのだそうだ。

　これまでのSARS-Cov-2のスパイクには感染するためのカバーみたいなものが２重に掛かっていた。２個とも外れないと細胞に感染できない。コンドームの２枚重ねみたいなもんだな。他の株では、細胞内で増殖したウイルスは２重鍵の状態で細胞から出てくる。ところが、デルタ株は出てくる時にカギが一つ外れた状態で出てくるのだそうだ。鍵を一つ外す手間が省ける。これが感染性能が上がる一つの要因だそうだ。 

チャート

　感染研の変異株関連アップデートが待てど暮らせど出てこない。んで、変異株のチャートを感染研抜きでアップデート6。デルタ株より強力な株はまだ出てきていないように見える。（クリックで大きくなります）