2021年8月26日木曜日

紙一重を踏み破るか破らないか

 8月25日 晴れだったり曇りだったり

 湿度が高いままで気温が上がった。


 昨日の米国FDAがファイザーのCovid-19用ワクチンComirnatyを16才以上について正式認可した件。これで同薬の使用は、これまでのEUA(Emergency Use Authorization )からBLA(Biologics License Application)になる。これを受けて米国防総省は同ワクチンを接種義務とした。他でも義務化を進める組織が出てきた。モデルナのワクチンが正式認可になっていないのは基本的に時間的なことによる。12才から15才は接種量にもう少し検討が必要ということ。大人でも体重差によると思われる接種量と副反応に関係がある疑いもあった。

 この正式承認でワクチンの更なる接種拡大を進め、感染も広がって、回復した人が十分増えるというパターンで集団の免疫を獲得する作戦のようだ。そのプロセスが進めば来年の秋じゃなくて春にはパンデミックが落ち着くという楽観的か悲観的か分からない予想をファウチ先生は話していた。

 んで。つまり。これを現在の日本の感染爆発状況に照らし合わせると、ファウチ型パターンをぎりぎり紙一重の綱渡りをしている状態に見える。ワクチンの接種さえ早期に十分に進めば、ファウチ先生の集団免疫獲得のパターンと一致する方向に急速に進んで行くことになる。ところが、デルタ株とオリ&パラの感染拡大推進効果が効き過ぎて紙一重を踏み破ると、医療崩壊と相まって死者が大量に出るという初期の英国の戦略と概ね同じになる。紙一重を踏み破らないためには五輪とパラリンピックが余計なことだったかもしれない。

 はい、長文失礼しました。


ベニイトトンボだろう。

 キイトトンボを探している最中に出てきた。驚いた。たぶんオス。赤なら目立つと思ったら、キイトトンボに輪をかけて見つけづらい。県内で初発見の池ではない。2012年のレッドリストで準絶滅危惧種となっているようだ。



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