2021年4月29日木曜日

モンカゲロウの羽化失敗

 4月29日 雨

 第4波序盤で死者累計も10000人を超え、東京での感染者は1000人/日を超えた。政府もマスコミもまだ「新型コロナ」で押しているCovid-19の病原体SARS-CoV-2。変異株等でゴタゴタしているので簡単にまとめた。


Covid-19の病原体

 ・WHOが同病の病原体を暫定的に2019-nCovと命名した。(DATE:2019/12/31

 ・中国は武漢で患者が発生した重症性肺炎の病原体を特定したとする。(DATE:2020/01/07公称) 

 ・ICTV(注1)が、Covid-19の病原ウイルスをSARS-CoV-2(注2)と命名。(DATE:2020/2/11


N501Y

 現在危険視されている変異株3種(英国、南ア、ブラジル)は全て501Yの変異を持つ。マスコミはN501Yと呼んでいるが、N501Yはウイルスの名前でも、病気の名前でも、変異株の名前でもない。WHOが使っているウイルスの変異株の名前はB.1.1.7B.1.351P.1のようになる。N501Yのような表記はRNA上の変異の位置とアミノ酸の種類を示し、N501Yは、RNA501番目のアミノ酸がオリジナルのNからYに変わったということ。


SARS-CoV-2の中で有名な変異種は

 B.1.351 英国型 (別名 20I/501Y.V1VOC 2020/12/01)(注3)

 B.1.1.7 南ア型 (別名 20H/501Y.V2

 P.1  ブラジル (別名 20J/501Y.V3

 B.1.525 英国型(II) 南ア型近似


注1:SARS-CoV-2Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2の略で「重く

         深刻な呼吸器症ーコロナウイルスー2」となる。

注2:ICTVInternational Committee on Taxonomy of Virusesで、国際ウイルス分類

         委員会や国際ウイルス命名委員会となる。

注3:VOCVariants of Concern;懸念のある変異株。毒性、感染性、ワクチンの

         効力低下の少なくとも1つが見られる場合はVOCに分類する(by 感染研)。

          なを、CDCB.1.1.7, B.1.351, P.1, B.1.427, B.1.429VOCに分類。 


写真

モンカゲロウの羽化失敗

 とりあえず脱皮までしても羽根の展開と離水を失敗する。それでも失敗は1割には届かないと思う。写真は右回りで、①伸びきらなかった羽根が水面に捕まった、②左羽根が伸びきらなかった、③完全に横倒し、④斜め倒しになって回復せず(かなり良い線まで行っているのに残念)。①の失敗が多いような。これらは全て離水できず。上の2匹はジタバタしたのと羽化した場所が災いしてアマゴに見つかって早めに命を落とした。



0 件のコメント:

コメントを投稿