2021年7月25日日曜日

変異株の特定にはモヤモヤの要素があることが分かった

 7月25日 晴れたり高曇ったり

 Covid-19。下の表はPublic Health EnglandCovid-19のレポートの一部で、SARS-Cov-2ウイルスの変異株の特定条件らしい。問題は、この表の上側3行目の途中から始まる色分けの判例①Black(must be present, ②orange(must not be confirmed absent), ③Blue(may be present or absent), ④green(must not be confirmed present) だ。①等の番号はこちらでつけた。

 ①と②は同じ意味に思える。違ったにしてもYes/Noではないモヤモヤとした違いになる。アミノ酸は存在を調べればYes/Noで分かるし、それを積み重ねれば、そんなモヤモヤなことにはならないと思っていた。んで、玄3は②の「確認された不在が無いこと」という2度否定の分かりにくい翻訳が間違っていると思い、心当たりの人に聞いてみた。その結果、どちらも「存在する」というのは同じだが、②は①より存在が弱く、「存在しないことはない」みたいなことだった。つまり、モヤモヤが有るということで良いことが分かった。

 モヤモヤがあることを前提にもう一回考え直してみた。んで、進行中の研究であること。ウイルスの株の定義は明確でも、或る検体に含まれるウイルスのRNAが全て完全なものである保証がなく、分析に綺麗なピークが出るとは限らない。変異株の特定にはモヤモヤの要素があることが分かった。こういうことは専門家にはベースラインの知識としてあるんだろうな。

 とにかく、条件を平たく言うと。①これがないと該当株ではない。②これが絶対に無い確認されれば該当株ではない。③有っても無くても良い。④これが絶対に有ることが確認されれば該当株ではない。、、、ということになった。






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